研ぎのブログ公開中
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木バサミの研ぎについて
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戦前は東京で「刃付け屋」をしておりました。
研ぎ師として活躍していた
祖父の宝物です。
伝統ある貴重な看板です。
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嬉しいことに、12日付けの上毛新聞に取り上げて頂きました。
ちょっとした勘違いで、冒頭の文章が違ってしまいましたが、皆さんの応援と期待に応えられるよう、また、先代たちの名を汚さぬように生涯勉強、日々努力で「研ぎ」の技術を磨いていきます。
ちなみに、記事には「天然砥石で火花がでる」とありますが、
それは間違いで、実際は、出ないんですよ〜(^ ^;)
火花が出るのは、上の写真のように、ハサミ研ぎをする時です・・・。
問い合わせの際に、聞かれたので、「研ぎ」をしているところの一部を写真にとって見ました。
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最近、問い合わせが来る中で、「手研ぎ」か「機械」か、
よく聞かれます。が、私の経験からすると、
どちらか一方だけでは、 最高の切れ味にはならないと感じます。 先代達(父・祖父)もよく言っておりましたが、
今は、鋏の材質も様々、切る繊維も様々です。
研ぎあげる行程の中で、機械の力を借りる部分もあります。
鋏の内側は、しゃくれたように湾曲してます。
そこを、手研ぎだけで、平らに研いでしまうと、 切れなくなってしまいます。 その湾曲した部分の研ぎを「裏すき」といいますが、
鋏の切れ味は、「裏すき」がうまく出来るかどうかが命です。
この「裏スキ」の技術があったからこそ、
専門店として90年目を迎えることができ、
繊維の町で信頼を得ることが出来たのだと思います。
ちなみに、写真が「裏すき」をしているところです。
小バサミも同様に、裏すきをします。
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