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こちらは、柳刃庖丁です。
大事な思い出のある庖丁とのことでした。
錆が深く、ハガネが朽ちてボロボロになってしまっている部分もありましたが、その部分は、出来るだけ削り落として、下の写真のように仕上がりました。
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ご家庭にある、限られた道具では、どうしても難しい部分もあると思います。
手に負えないと感じた時は、早めに、専門店に研ぎに出すことをお勧めします。
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欠けてしまった包丁も、ハガネがあれば直ります。
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包丁の柄も直します。下の写真のような洋包丁の場合は、2週間前後かかります。
菜切りや、出刃のような差込みの柄でしたら、通常通りできます。 |
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■麺切り庖丁
桐生は、桐生川の水がおいしいこともあってか、 うどんやさんや、蕎麦屋さんが多いです。
麺切り包丁の研ぎも多いですが、 一日に3つの麺切りが居合わすことは、
珍しいですね。
形は同じようでも、みんな、重さが違うんですよ。
刃が減って、刃先が波打ってしまっても平らに研ぎなおします。
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■牛刀30センチ
肉に限らず、幅広い用途に用いられます。 |
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お客様が長年、仕事の合間に、研いで、ここまで小さくなったようです。
しかし、だんだん刃が厚くなって、型が変わってきてしまった為、
まな板に当たる所と、当たらない所があって切りにくいとのことで、
刃物の総合病院の当店へ治療にやってきました。
よく見ると、確かに刃の真ん中が凹んでいます。
少々、荒療治にはなりましたが、一番右の写真のように、
本来の緩やかな曲線を取り戻し、刃も薄く研ぎ上げました。
結構、手に負えないと諦めて捨ててしまう方もいるようです。
もし、今、迷っている庖丁などがありましたら、是非、お試しください。
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■「ぺティナイフ」と「菜切り庖丁」
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こちらは、「ぺティナイフ」と「菜切り包丁」どちらも、全鋼(すべてハガネ)です。
やはり、ステンの物に比べて、切れ味は、とても良く、長く切れます。
ただ、ちょっと錆びやすいのが。。。
でも、大丈夫です。錆が浅いうちでしたら、研ぎと磨きで綺麗になりますよ。
ぺティの方は、全体に錆が浅かったので、とてもキレイに仕上がりました。
菜切りの方は、錆の深い部分が、黒く変色して残ってしまいましたが、
赤い錆はキレイになって、切れ味は最高!
ちなみに、こういう庖丁の場合、使った後に、洗剤でよく汚れを落として、
湯沸かしなどの熱いお湯をかけて、空ぶきすると、さびにくいですよ。
だからといって、火で炙るのは、絶対止めてくださいね。
焼きが戻って、切れなくなってしまいますので・・・。
お湯をかける際は、火傷に気をつけてください。
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